直方市議会 2021-06-16 令和 3年 6月定例会 (第4日 6月16日)
正式には「北九州市・東田Super City for SDGs構想」と言いますが、日本製鉄工場跡地やスペースワールド跡地を活用し、太陽光発電・水素パイプライン・風力発電などのエネルギーインフラ整備、自動運転車両、ドローンや宅配ロボット、5Gを使ったデジタルインフラ整備、IoTによるデータ連携、先端的サービスなど、国家戦略特区制度を最大限活用し、78の企業・研究機関と連携した30のプロジェクトが動き出
正式には「北九州市・東田Super City for SDGs構想」と言いますが、日本製鉄工場跡地やスペースワールド跡地を活用し、太陽光発電・水素パイプライン・風力発電などのエネルギーインフラ整備、自動運転車両、ドローンや宅配ロボット、5Gを使ったデジタルインフラ整備、IoTによるデータ連携、先端的サービスなど、国家戦略特区制度を最大限活用し、78の企業・研究機関と連携した30のプロジェクトが動き出
本市は、国家戦略特区制度の認定を受け、平成28年度から先進的介護の実現に向け、機器を効果的に活用する働き方モデルの実証と併せ、介護ロボットなどの開発、改良支援に取り組んでまいりました。その成果として、介護の質の向上と職員の負担軽減、施設の生産性向上を同時に実現する介護現場の新たな働き方となる北九州モデルを構築してまいりました。
議員お尋ねの先進的介護について、平成28年度から国家戦略特区制度を活用し、本市は介護ロボットなど開発導入実証事業に取り組んでおります。具体的には、業務仕分表などの活用による介護従事者の業務整理であり、見守りセンサーや記録情報を自動集約できる機器の導入、また業務の繁閑に応じた弾力的な人員配置などを組み合わせた実証を行いました。
本市は、平成28年度から国家戦略特区制度を活用して、介護ロボット等開発導入実証事業に取り組んでまいりました。今年度は厚生労働省の介護施設等における生産性向上に資するパイロット事業の実施地域に選定され、介護ロボット等を活用した新しい働き方の実証、介護施設で実践した好事例の収集、介護職の魅力向上のための方策検討など、総合的な取り組みを実施してまいりました。
また、本市は国家戦略特区制度を活用し、介護現場にロボット技術などを導入して介護職員の心身の負担軽減や介護の質の向上を図り、高年齢者の雇用機会の拡大を進めるため、先進的介護の実現を目指した取り組みも行っております。
3つ目の柱、本市の強みを活かし、魅力あるしごとを創出では、国家戦略特区制度を活用し、介護ロボット等の導入実証を行うとともに、次世代自動車の研究開発を促進するため、自動運転技術の開発実証を行う企業や大学を支援しました。北九州空港においては、路線誘致に取り組んだ結果、過去最高となる利用客164万人を達成しました。
国家戦略特区制度については、平成25年12月に成立した国家戦略特別区域法に基づき、国家戦略特別区域における産業の国際競争力の強化及び国際的な経済活動の拠点の形成を促進する観点から、規制改革等の施策を総合的かつ集中的に推進していくものであります。平成26年5月には、第一弾として、創業のための雇用改革を提案した福岡市を含む6区域が指定をされました。
まず、国は、国際戦略総合特区という制度が既にあるにもかかわらず、新たに国家戦略特区制度を創設したのですが、国家戦略特区制度の概要と期待される効果についてお聞かせください。 次に、本市は福岡県とともにアジア・イノベーション創造国家戦略特区を提案しましたが、残念ながら国の指定を受けることはできませんでした。